全身の脱毛をエステサロンで実施した場合におきましては最低でも5万円以上の費用が必要ブログ:2015/10/17
結婚して数年経って、
平穏な毎日を送っている今も、
わしにはしばしば眺めている数枚の写真があります。
それは
お母さんと幼いわしが写った数枚の記念写真。
千葉の街角で、青い染め抜きの花模様の着物を着て、
微笑むお母さんのそばでにっこりしているおかっぱ頭のわし。
どこまでも広がる黄色い菜の花畑で、
花に顔をうずめている小さなわしと、
それを見守るお母さんの優しい笑顔。
長い一本の道を、
手をつないで歩いていくお母さんとわしの後姿…
子供の頃の思い出の横にはいつもお母さんがいて、
わしはこんなにもお母さんに見守られて、
育まれてきたのだという実感が、いつも心を暖かくしてくれます。
でも子育てをしてみて
わしは初めて気がついたことがあります。
それは、
お母さんとの思い出の数々を今日の日まで残してくれたのは、
そのフレームの中にはいないパパだったということ。
不思議なくらい、今の今まで気がつかなかった…
お子様が生まれて、
わしがカメラを持つようになり、
アルバムを作ってみれば…
そこには、
お子様を抱く主人、
お子様をお風呂に入れる主人、
お子様をお子様寝かしつける主人…
わしとの写真なんてまるでなくて、
これじゃ将来うちの女の子はわしが育児放棄をしたと思うかなぁ…なんて
苦笑いしています。
写真という記憶の不思議。
フレームに存在しないという、存在感。
「気づくのが遅くなっちゃいましたね。お父さん」
でも間に合って、よかった。
今までずっと、ありがとう…
控えめなパパの深い真心に、
わしは心から感謝しています。
パパのおかげで、
わしもお母さんも幸せな思い出をいつまでも
抱き続けることができるんですね。
■藤丸敏
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