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脱毛クリームのクチコミ情報サイトを確認して使用者の声をチェックしておいてくださいブログ:2017/5/18
都会の真ん中で子育てする
カルガモ一家が最初に話題になったちょうどその頃、
おいらは子育ての真っ只中だった。
当時、長女は幼稚園の年長組。
しかし、僅か五歳という若さで、
すでに彼女の下には、四歳、三歳、一歳の妹達と
生後間もない弟、合計四人がいた。
ところが五人の幼い息子がいながら、
母親であるおいらは車の免許を持っていなかったので、
当然、長女の登園には下の四人の妹弟たちも
引き連れて行かなければならなかった。
そこで毎6時、おいらは長男を背負い、
四女と三女をベビーカーに乗せると、長女と二女をベビーカーの両側に立たせ、
しっかりと手押しの棒を握らせ、
それからゆっくりとベビーカーを押し幼稚園に向かった。
大人の脚なら10分もかからぬ距離であったが、
この状態での歩行では、
優に2~30分は掛かっていたように思う。
母親を中心に、幼い息子達がヨチヨチ、テクテク…
その光景はまさにニュースで放映されていた
カルガモ一家のお散歩風景さながらだった。
正直、自分の時間も無い程
忙しく育児に明け暮れていた時は、
1日も早くこの息子達から解放されたいと願うこともあった。
しかしあれから十年以上もの月日が流れ、
息子達も親の手を必要としなくなった今、
その当時を振り返るとなぜか妙に懐かしく感じられる。
思えば、息子達に囲まれて過ごす連日、
それは何と贅沢で幸せな時間であったか…
後になって悟るその恵み…
その価値の大きさ…
さて、子育てもいよいよ終盤戦。
これからおいらは、未来に向かって羽ばたいていく
五人の息子達の後ろ姿を見守りながら
生きていく人生となるのだろう。