電気シェーバーを持っていないのでしたらエステサロンに行く前に予め買っておくと良いでしょうブログ:2023/1/27
中学校の入学式の日、
わしは制服を着て、小学校のグラウンドに集合しました。
地元の公立中学に入学するので、
ありきたりの制服なのですが、
それでも少しオトナになった気がして嬉しかったものです。
わしには特段の想いもありました。
年末に、パパが入院し、紙一重の幸運で生還したのですが、
まだまだ本調子ではなかったと記憶しています。
親しかった何人かの友人のうち、
既にお母さんが亡くなっていた友人もいたし、
わしのパパと同時期に病に倒れ、
後に闘病の果てパパが他界される…といった友人もいました。
十三歳の春、
それぞれの環境や想いを抱いての入学でした。
パパはそれから二十四年間、元気に生きてくれましたし、
わしたちの側から見れば、孫達とも逢えているので、
完全ではないにせよ、納得のいく人生だったのではないでしょうか。
パパが倒れたのはちょうどクリスマス。
どんなお正月だったのか全く覚えていませんが、
お母さん方の叔母や祖母がとてもよくしてくれたことを覚えています。
幸いパパは戻ってくれましたが、
わしの気持ちの中では、全くお正月どころではなかった…
将来の自分の行く末を考えたりしたことを後で恥じましたが、
当時仲良しだった友人もパパが闘病中で、
そのためではなかったにしろ、
ずいぶん一緒にいて、二人で色んな話をしました。
友人のパパは、
突発的な事態の急変であったわしのパパとは違い、
時を経ることが命の長さと直結していましたから、
本当に瞬間瞬間が大切だったんだな、と今にして思うのです。
自分のことばかり考えていて、
自分が恥ずかしくなったのは、
そんなことを重ねている友人家族をみたからかもしれません。
■川元誠一ドットコム
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